会社概要

会社名

株式会社flixy

住所

東京都港区芝大門二丁目5番5号 住友芝大門ビル6階

代表取締役

吉永和貴

設立日

2016年9月1日

事業内容

医療・ヘルスケアのソフトウェア・IoTサービスの開発及び販売

URL

Flixy:医療をすぐそばに

flixy(フリクシー)は「医療をすぐそばに」をミッションに掲げるヘルスケアスタートアップ企業です。

イシヤク開発にこめられた思い

皆さん、こんにちは。
医療機関向けにメルプWEB問診という、WEB問診サービスを開発している内科医の吉永です。

医師にとって最適なお薬アプリがない!

私は、メルプの開発をメインでやっているので、週1回だけではありますが、内科の外来と訪問診療をやっています。
dr-yoshinaga

外来で忙しい中
「このお薬の用量なんだったっけ?」
「このお薬手帳に記載されている薬剤は、どんな種類だったっけ?」
「血圧の下がりが悪いので、他のお薬に変えたいけど、どれにしようかな?」

など、様々な場面に遭遇します。その際に、医師にとってバイブルとも言える「今日の治療薬20XX」という辞書から探す場合もあれば、添付文書アプリから薬剤名を検索して探す場合もあります。

添付文書アプリは「ヤクチエ添付文書」「添付文書PRO」「添付ナビ」「薬の説明書」などすでにたくさん出ていて、私も今までにいくつか試してきましたが、どれも添付文書の内容をそのままアプリに落とし込んだだけで、パッと目的の情報に辿り着かないなという印象が強かったです。

添付文書アプリは辞書なので、すでに処方するお薬が決まっていて、用量や副作用だけ確認したいというように、目的が明確に定まっている場合は非常に有用です。

例えば、こちらはARBのミカルディスですが、この薬を処方することを決めていて、用量だけ確認したい場合は、ミカルディスで検索して用量の項目に飛べばパッと確認できます。

previous-drug-app
一方で、このように辞書的な感じで、「使用上の注意・薬物動態・臨床成績・薬効薬理」など項目ごとに延々と文字が続くので、ここまで見ている医師はほとんどいないと思います(私だけでしたらすみませんm(_ _)m)。

医師にとって忙しい外来で処方をするという意思決定の観点からいくと
・用法用量
・禁忌に該当しないか
・重大な副作用をパッと把握したい
・妊婦授乳婦はOKか
・高齢者や肝腎機能障害のある方への用量

これらの情報にいかに早くアクセスして確認できるか?
が重要だと思います。

ほとんどの添付文書アプリは、薬剤師向けに作成されていて、辞書をそのままアプリに落とし込んだ感じなので、網羅性はあるものの、医師の処方決定という軸で考えると全然最適化されていない、というのが私の考えでした。

薬剤変更や合剤確認には対応できていない

あと、検査のデータが悪いので薬剤を変更したい、とか、合剤の中身を確認したいという場合も意外と多いのですが、そうした場合には、従来の添付文書アプリではカバーされていません。

私が勤務している病院の外来には、こんな感じの合剤の表がテーブルに貼られていて、表を見ながら「この患者さんはコディオが処方されているけど、ディオバンとヒドロクロロチアジドの合剤なんだ」などと確認して、その後、処方を変更するか継続するかなど判断していました。

htn_drug

もちろん、全部頭の中で覚えておくに越したことはないのですが、自分がよく処方している馴染みのある薬剤以外は、どうしても忘れてしまいがちで、その場で調べたり、こうした表を見たりしていました。

こうした情報にも、一目でパッとアクセスできるアプリがあったら良いなと。

薬効検索が古いまま

さらにですが、例えば、フォシーガというSGLT2のお薬を調べると、薬効分類では「その他の糖尿病用剤」と記載されていて、「その他ってなんやねん?」と思うことが多いです。

すでにジェネリックも出ているネキシウムですらも、PPIではなく「その他の消化性潰瘍剤」と、その他に括られている始末。。。
previoud-drug-app2

医師としては、患者さんのお薬手帳を見たときに、例えば一般名の「ダバグリフロジンプロピレングリコール」ってなんのお薬だ?と思った場合に、「糖尿病のSGLT2阻害薬」に分類されるお薬ということがわかると「あー、あのグループに属するお薬ね」とすぐ想像がつくのですが、「その他の糖尿病用剤」と書かれていると「え?結局、どういう作用機序のお薬なの?」となって、ネットで調べたりと時間がかかってしまいます。

現に、私もそういう状況に出くわしたことがたくさんあります。全部の薬剤を把握しておけばいいのですが、20000以上もありますし、商品名ならまだしも一般名となると、とてもではないですが把握しきれません。

この薬効分類ですが、実は最初に作られて以降(おそらく1980年代?)ほとんど改定されていません。なので、どんどん新しいお薬が出ても「その他のXXX治療薬」に括られてしまって、正直分類の意味をなしていないことが分かりました。

ないなら作るか!?

今の添付文書アプリの課題は、感じてはいたものの

「文句ばっかりあげるくらいなら、自分で作ったらいいじゃん?全ては検証しないことには先に進めないので。」

と、自問自答すると同時に

「各薬剤の特徴文を記入して、薬効分類も0から作成となるととてつもなく大変だぞ」

という思いもありました。この時が2021年2月末。それから、鬼のように大変な薬剤特徴文の作成を経て、7/15にようやくアプリをリリースすることができました!

現役医師が開発!医師が本当に欲しい薬剤比較アプリ「イシヤク」をリリース

アプリはiOSとandroidの両方でダウンロードできますので、ぜひ使ってみてください。

iOS:https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A4%E3%82%AF/id1564870031
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.flixy.ishiyaku

薬剤データは毎月更新し、また、新薬の適応拡大や、ユーザーの皆様からいただいた特徴文改善提案なども毎月更新していきます。

各薬剤特徴文に「特徴文の改善を提案する」というリンクを表示していますので、気づいた改善点がありましたら、ぜひお気軽に提案いただけたら幸いです。

ishiyaku_feature_improve

まだまだ、改善点が多々あると思いますが、どんどんアップデートしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

最新情報はTwitterで発信中。
アプリのアップデート情報や医薬品に関する情報を知りたい方はぜひフォローしてください。